「エレノア」は、しみじみと味わい深い



いきなりですが、僕は普通の革職人ではないです。
皆様が良くご存知のセレクトショップ、メンズブランドの出身です。

どんな革職人さんでも、イタリアのどこか工房で修行したとか、師匠についてお勉強されたとかそんなことがあると思いますが・・・僕の修行の地は東京でそしてメンズブランドの企画制作部でした。

僕は「革製品とミシン」で毎日闘いました(笑)
何故ならメンズで大切なアイテムだったバッグやベルトは、はるか欧州からの輸入でしたが、長い大きいなどの課題がありました。
日本人にはイタリアのおじさんほどのウエストの方は少ない(笑)
一度、80年代にイタリアに行きましたが、僕の2/3程度の身長のおじさんが僕の3倍食べているのには目を見張りました。
あれじゃあ、将来太るだろうなと、心配したものです(笑)

そしてせっかく輸入した商品が、そのまま売れない(笑)
でもどういうわけだか、向こうの革製品はしみじみと味わい深い。
昔の僕は、日本人規格ではないので完璧ではないけれど、とても良い製品との出会いを続けていました。
石の上にも3年と言いますが、7年もの間、それらを売るためにリメイクしていたのです。

エレノアの製品がしみじみと味わい深くなった理由は、この時代に海外製品の良さをたくさん知ったことにあると思います。


「エレノア」の品質には、ワケがある



そして一度目の転機が訪れます。
革製品と切っても切れない仲になっていた僕は、高級海外ブランド、いわゆるシャネルさん、ヴィトンさんなどのバッグの全盛期に(失礼かな?僕の生きてきた時代では、にしておきましょう)、生まれ故郷に帰ったのでこれまでの経験を生かしてブランド革製品全般のリペア、リサイクルを生業とすることにしました。

当時、想像もつかない凄まじい量でブランドもののバッグやお財布などが買われていました。
欧州ブランドはどれも何ヶ月か待てば、有償であれ必ずと言って良いほど元通りにリペアしてくれます。
直せるということは、元々の商品の作りが素晴らしいということです。
歴史・品質・企業姿勢を問われるのが高級ブランドなのですから、日本のユーザーさんたちも本国に託せば良かったのですが、日本の流行というのはサイクルが早いせいか、「今すぐまた持ちたい」だったようで、僕がリペアを始めて5年間はこれもまた、なかなかの量でご注文がありました。
お陰さまで、今に生かされている2つのポイントがあります。
1つ目は、どんなに素晴らしい製品でも、革の弱いところは大抵同じで、ココとアソコという感じで決まっているものだなということ。

ユーザーの皆様がどういう使い方をされて、こんな風に弱ってくるのだということが見えるようになりました。
そして、2つ目は・・・本物と偽物の違いが目をつぶっていても分かるように(笑)

エレノアでは、飽きのこないシンプルなデザインで、どこか使いやすく手に馴染む、長く持てば持つほど風合いが良くなる「サドルレザー」を用いた製品を、裁断、縫製、仕上げともに手作りで製作しています。


エレノアの製品は長持ちです。すぐにだめにならないのは、強さを知り、本物の仕様を知ったお陰だと思います。そしてこの「サドルレザー」は、使えば使うほどアナタだけのモノになっていく優れた風合いを誇ります。



「エレノア」製品のオーナーになってください


エレノアとは64年から発売されたマスタング。日本ではムスタングとも発音されますが、あのアメリカ映画を楽しんだことがある方なら、ピン!と来てくださるはず。
2000年、「60セカンズ」という、ニコラス・ケイジ主役の映画がありましたね。
彼の役名は、メンフィス。彼は超高級車でも60秒で盗むという、窃盗のエキスパートという設定で、兄弟愛や刑事とのちょっとした人情も絡み、アメリカらしい、カーチェイスが盛りだくさんの車好きにはたまらない、粋な作品です。
僕の一つの商品にはメンフィスという名前がついています。
もちろん、窃盗が粋というわけではありませんが、この映画は、70年代の「バニシングin60」という映画のリメイクです。ストーリーも全く違うのですが、アメリカで古くから愛されているカーアクション、永遠のパターンというわけです。
全部ではありませんが、製品の一つ一つに、この「60セカンズ」に出てきた車名を付けています。別の由来でついている名前もあります。
僕が製品に名前を付けるのは、メンズアパレル出身のせいかもしれません。しかし、生み出した製品ですから名前があって然るべきだと考えています。一つずつ手作りですし、何か熱い「!」を込めたいので、何でも楽しんでいるアメリカの文化に想いがあるのかも知れません。

一つ一つ名前がついていますから、ぜひ乗用車を買うときのように、エレノア製品の「オーナー」になってください。






◎サドルレザー(ヌメ革)とは


工業製品とは異なる温かみのある製品に仕上げるために、木の実のタンニン100%、植物タンニンなめしです。なめすだけで約2ヶ月の時間がかかっています。堅牢度や柔らかさなどは原皮だけではなく、そのなめしによりずいぶんと違います。イタリア製と、もう数少なくなってしまった日本国内のなめし職人さんがおられる浅草製、どちらかのレザーを使用しています。
これらのレザーは、フランスの某高級ブランドの革よりも高品質といわれています。
経年変化により、お持ちのオーナーさんだけの風合いに完成していきます。
全く同じアイテムをお買い上げになって、例えばご家族で1年後に見せ合ってみてください。違う顔をしていることにお気づきになると思います。


◎タンニン鞣しとは


天然植物鞣しのこと。木の皮、小枝、木の実、葉、幹などから抽出したタンニン物質、俗にいう「渋」で鞣すので「渋なめし」ともいう。特徴としては、自然な風合いがあり伸びにくい。使えば使うほど独特の黄褐色になり、使い込むほど柔らかくなる。水にぬれても乾きやすい。


■参考
・日本タンナーズ協会
http://www.tcj.jibasan.or.jp/
・社団法人 日本皮革産業連合会
http://www.jlia.or.jp/







ウォレット(財布)
コインケース(小銭入れ)
キーケース・ホルダー
ポシェット
ベルト&ブレスレット
携帯電話ホルダー
ステーショナリー
ゴルフグッズ
スツール
名刺・定期ケース
その他



ジェームズ:James
ブライアン:Brian
コインケース・型出し
メガネケース
ペンケース / ダックス
ペンホルダー / ゴム付
RHODIAメモカバー No.13
RHODIAメモカバー No.11
ウエストポーチ ミニEVA: mini EVA
革トレイ: Leather Tray
マロニー:Moloney
キャッシー:Cassie
カーラ:Carla
ショーン:Sean
メンフィス:Memphis
ドミニク:Dominic
小銭入れ: ミニマロニー: Mini moloney
小銭入れ・おむすび:Coin purse rice ball
小銭入れ・kaba:Coin purse hippo
馬蹄型コインケース・Coin purse bullitt
ベルトループキーホルダー:Loop keyholder
キーケース4:Keycase 
スマートキーケース:Smart key case
ウエストポーチEVA: Waist pouch EVA
ベンズレザー:Bends leather
UKブライドルレザー:Bridle Leather
携帯ホルダー2号機:Cellulaphoneholder
ペンケース:Pen case
ゴルフボールケース(横型): Golfball case
ゴルフボールケース(縦型): Golfball case
スツール(革): Stool
名刺ケース(型出し):Business card case
定期ケース:Pass case





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店長 TAKASHIMA
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